ボストン美術館展
以前から楽しみにしていた
「ボストン美術館展」を観に、
六本木ヒルズへ・・・友人と。
4/17~6/20と会期の間(出来ればウィークデー)に
行かれるかどうか危ぶまれていたが、
ぎりぎりでウィークデーに行くことが出来、
ラッキーだった。
もちろんウィークデーとはいえ、
かなりの混雑はしていたが、
少し、気に入った絵の前で
立ち止まることが可能な程度ではあった。
(本当に混雑がひどくなると、
立ち止まり不可の美術展も記憶にある・・・)
しかし、スペース的に、
さほど広いわけではないので、
(上野界隈の美術館のように)
広いスペースの中で、真ん中に椅子があって、
絵を眺めながら座って雰囲気に浸る~
といった感じではなかったが・・・
そんな楽しみ方をしたいような
絵に囲まれていた。
印刷物では眼にしたことがあるものの、
やはり実物を観て、
新たな印象を持つものも多い。
モネの「ヴァランジュヴィルの猟師小屋」の
キラキラとした幸福感が輝いているような・・・
スコ~~ンと突き抜けた明るい光りで満ちているような・・・
吸い込まれそうな
‘海’
に魅せられた。
やっぱり本物の威力なのだなあ!
全体の雰囲気はさまざまな印刷物で見ていても
全然違う迫力に打たれる。
この「海」こんなに明るいんだ・・・!
今回は
時代や国を超えた巨匠達を
テーマ(肖像・日常生活・宗教・静物・風景)別
というコンセプトの展示になっていた。
しかし
ふっとその世界に入り込んでしまうと~~~
(頭が)容易には時代や国を超えられなかったり、
切り替えるのが残念だったりもした・・・。
もう少し何点か・・続けてみたいと~~
そんな中、前述のモネは、
11点あり、風景画10点は同じスペースという
配慮が利いていた。
う~~ん・・
不可能だろうが、
もう少し空いた状況で、
ゆっくり浸る時間があったら
いいのになあ~と。
(ボストン・・行くしかないか!?)
今度は、8月中旬までに
ミッドタウンの「オルセー」かな。
「オルセー」は何年か前、
上野国立西洋美術館に
行った記憶が残っているが
今回も楽しみだ。
美術館を回る時は、
大抵ご一緒のAさんとの
六本木ヒルズでのランチもおしゃべりも
楽しかった。
彼女は、日本の美術や仏教美術に
詳しいし、視点の鋭い。
そういう感性の人と
ボソボソ感想を洩らしあいながら観るのは
楽しいし、
いろいろ気づかされることも多い。
充実した都会のひとときだった。
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